頭皮がピリピリ・ちくちくする原因

頭皮が一時的にピリピリ・ちくちくするときは、以下の状態になっている可能性があります。

  • 乾燥
  • ニキビ
  • 日焼け
  • 血行不良

ここでは、頭皮がピリピリ・ちくちくする主な原因について解説します。

シャンプーの際に爪や指で強くひっかくなどして、頭皮に細かな傷を作ってしまった可能性があります。肌の表面には神経が集まっているため、傷ができるとピリピリ・ちくちくと痛むことがあります。

ひっかいてできた傷から細菌が侵入すると、炎症を起こしたり化膿したりする恐れもあるため注意が必要です。

乾燥

頭皮は常に適度の皮脂によって覆われており、外部の侵入者や機械的刺激から守られています。しかし、何らかの原因によって頭皮が乾燥してバリア機能が損なわれると、刺激に対して過敏になり、炎症を起こすなどしてピリピリ・ちくちくしやすくなります。
頭皮の乾燥を招く主な原因は以下の通りです。

  • 洗浄力が強すぎるシャンプー
  • 保湿不足
  • 空気の乾燥
  • 誤ったヘアケア
  • ストレスなど

ニキビ

暴飲暴食や不規則な生活により皮脂が過剰に分泌されると、ニキビや吹き出物を発症するリスクが増加します。

ニキビや吹き出物ができると頭皮に炎症を起こすだけでなく、無意識にひっかいた際に傷口ができ、ピリピリ・ちくちくとした痛みが出やすくなるため注意が必要です。

日焼け

夏に海やプールに長くいると、翌日になって肌がピリピリ・ちくちくと痛みやすくなりますが、それは紫外線によって肌が日焼けを起こすためです。頭皮は太陽にもっとも近い箇所にあるため、分け目などに紫外線があたると、その他の箇所と同様に日焼けを起こすことがあります。
重度の日焼けになると頭皮の皮が剥けて強い痛みを感じることもあるため、単なる日焼けだからといって油断するのはよくありません。

血行不良

血液は全身に酸素と栄養を供給していますが、何らかの原因によって血行が阻害されると、栄養状態の低下によりさまざまなトラブルを引き起こしやすくなります。頭皮へ送られる血液量が減少すると、湿疹や外傷など目立った症状がなくても、ブラッシングの際などに痛みを感じるケースがあります。

そもそも頭皮には毛細血管が多く分布しており、血行不良を起こしやすい箇所の1つであるため特に注意が必要です。頭皮への血行不良を引き起こし主な原因としては以下の例が挙げられます。

  • 冷え
  • ストレス
  • 運動不足
  • 首や肩の筋緊張

【自宅】頭皮がピリピリ・ちくちくの対処法

頭皮にピリピリ・ちくちくとした痛みが見られる方は、以下のような対処で改善を図ってみましょう。

  • 頭皮を保湿する
  • 紫外線対策する
  • ストレスを発散する
  • 頭皮マッサージする
  • シャンプーのやり方を見直す

ここでは、頭皮がピリピリ・ちくちくする際の対処法について解説します。

頭皮を保湿する

いつも肌がカサカサするなど乾燥している自覚症状がある方は、頭皮も乾燥している可能性が高いです。顔や体とあわせて、頭皮の保湿を行ってみてください。

洗顔の後に化粧水や乳液を塗る方も、頭皮の保湿は意外と怠っているのではないでしょうか。髪の毛を洗った後は頭皮専用のローションや育毛剤を使って保湿すると乾燥を予防できます。

紫外線対策する

仕事や日常生活で外出する機会が多い方や、海やプールなどのレジャーが好きな方は、紫外線対策を怠らないようにしましょう。
頭皮は身体のなかでもっとも太陽に近いため、外出の際には帽子や日傘などで日差しをブロックするのがおすすめです。

ストレスを発散する

日常的にストレスが溜まっている自覚がある方は、適度にストレスを発散するのも重要なポイントです。

ストレスを発散する方法は人によりさまざまですが、身体を動かすのが好きな方は、運動をしたり、週末にハイキングに出かけたりしてリフレッシュするとよいでしょう。運動が苦手な方は仲のよい友人と他愛もない話をして笑ったり、カラオケで大きな声を出したりする方法もあります。

頭皮マッサージする

頭皮のピリピリ・ちくちくするうえ、硬くなっていると感じる方は以下の手順で頭皮マッサージを試してみましょう。頭皮マッサージにより血行が促進されると、肌のターンオーバーが活発化し、外部からの刺激から肌を守る効果も期待できます。

1.指の腹で頭皮全体をほぐす
2.後頭部から頭頂部にかけて指圧する
3.側頭部から頭頂部にかけて指圧する
4.額から頭頂部にかけて指圧する
5.頭頂部をまんべんなく指圧する
6.手のひらで包み込むようにプレスする

頭皮マッサージの
詳しいやり方はこちら

シャンプーのやり方を見直す

毎日シャンプーをしているのに頭皮がピリピリ・ちくちくと痛む方は、間違った洗い方を続けている可能性があります。以下の手順で優しく洗髪を行いましょう。

1.髪の毛のもつれをとる
2.頭皮をお湯で予洗いする
3.シャンプーを泡立て、髪の毛を洗う
4.毛の流れに逆らうようにすすぐ
5.もう一度シャンプーを泡立て、頭皮を洗う

爪を立てないように優しく丁寧に洗うことで、傷や乾燥、過剰な皮脂の分泌などを予防する効果が期待できます。

頭皮がピリピリ・ちくちく痛む病気

上記のセルフケアで頭皮のピリピリ・ちくちくが治まらない方は、下記の病気を発症している可能性も疑われるため注意が必要です。

  • 帯状疱疹
  • 後頭神経痛
  • 接触性皮膚炎

ここでは、頭皮がピリピリ・ちくちく痛むことがある病気について解説します。

帯状疱疹

帯状疱疹は水ぼうそうと同じウイルスが原因となって起こる疾患の一種です。痛みの程度は人によりさまざまで、違和感を覚える程度の方もいれば、針で刺したように痛む方もいます。
通常は左右のいずれかに症状を引き起こす点が特徴で、痛みはおよそ3週間続きます。治療が遅れると後遺症を残す恐れもあるため、原因不明の痛みが見られる方は早めに専門医まで問い合わせるのがおすすめです。

後頭神経痛

後頭神経痛は神経障害性疼痛の一種で、何らかの原因によって頭皮の感覚神経が過敏になり発症します。頭皮がジンジンとするような痛みを引き起こしますが、通常は痛み以外の症状をともなわない点が特徴です。
はっきりとした原因は判明していませんが、肩こりや姿勢の悪さなどが要因のひとつであるといわれています。

接触性皮膚炎

接触性皮膚炎は「かぶれ」とも呼ばれる肌に見られる疾患の一種で、何らかの物質に触れた結果として起こるアレルギー反応です。身体のどこにでも発症する可能性がありますが、多くはアレルギー反応の原因となる物質が触れた箇所に起こる点が特徴です。
頭皮の場合、シャンプーなどのヘアケアアイテムが肌に合っていないときに発症することがあります。

頭皮の痛みに関するよくある質問

ここでは、頭皮の痛みに関するよくある質問について解説します。

頭皮がピリピリ痛いときは何科を受診?

頭皮がピリピリ・ちくちくと痛む際には、まずは皮膚科を受診するのが一般的です。外傷や肌の目立つ変化がないのにジンジン痛む方は、脳神経外科を受診するとよいでしょう。

また、頭皮のピリピリ・ちくちくにともなって抜け毛が増えている方は、薄毛治療専門のクリニックで相談するのもよいでしょう。

頭皮のピリピリ・ちくちくを放置すると抜け毛につながる?

必ずしも薄毛につながるとは限りません。しかし、頭皮がピリピリ・ちくちくするのは頭皮環境の悪化している可能性があります。頭皮環境が悪化したママにすると髪の毛の成長に悪影響をおよぼし、抜け毛につながることもあるでしょう。

平均的な抜け毛の量は1日あたり50本から100本とされています。100本以上の抜け毛が長期にわたって続くようであれば、薄毛治療専門のクリニックに相談するのがおすすめです。

日ごろの習慣を見直して気になる痛みを改善しましょう

頭皮のピリピリ・ちくちくはさまざまな原因で起こりますが、多くは日常の生活習慣や誤ったスキンケアなどがきっかけとなって起こる傾向にあります。頭皮の乾燥や血行不良、ストレスの蓄積などの自覚がある方は、今回ご紹介した方法を参考に日ごろの習慣を見直して痛みの改善につなげましょう。
原因不明の痛みが長期にわたり続く方や、これまで感じた経験のない痛みが出る方はなんらかの病気を発症している恐れもあります。自己判断で放置せずに医療機関で相談するのが重要です。