まずは頭皮の乾燥をチェック

まずは、以下のチェック表で自分の頭皮が乾燥しているかどうか確認してみましょう。
・毎日シャンプーしているのにかゆみが出る
・頭皮を押すと硬くて弾力がないように感じる
・気が付くと無意識に頭を掻いている
・冬になると頭がかゆくフケの量も増える
・暖房や冷房が効いている部屋を好む
・外出の際に紫外線対策を意識していない
・シャンプーの時に頭皮をゴシゴシ擦っている
上記に当てはまる項目が多ければ多いほど、頭皮の乾燥を引き起こしている可能性が高いです。
乾燥を放置すると頭皮環境の悪化にともない、フケやかゆみ、抜け毛などの頭皮トラブルを引き起こすリスクが増加します。
頭皮が乾燥する原因①ヘアケア
セルフチェックにより頭皮の乾燥が判明したら、原因を考えてみてください。たとえば普段から以下のようなヘアケアをしていないか確認してみましょう。
・シャンプーが合っていない
・熱いお湯ですすいでいる
・ドライヤーをあてすぎている
ここでは、頭皮が乾燥する原因となるヘアケアについて解説します。
シャンプーが合っていない
毎日髪の毛を洗っているのに頭皮のかゆみや赤みが出る方は、使っているシャンプーが合っていないのかもしれません。
頭皮の状態に対して洗浄力が強すぎるシャンプーを使うと、皮脂を過剰に落としてしまいます。肌を守るために必要な皮脂まで失うと、肌内部の水分が蒸発し頭皮が乾燥しやすくなるのです。
特に高級アルコール系やオレフィン系、石けん系のシャンプーは洗浄力が強いため、乾燥肌や敏感肌の方は避けたほうがよいでしょう。
熱いお湯ですすいでいる
毎日シャンプーしているのに頭皮が乾燥する方は、すすぎを熱いお湯で行っていないか確認してみましょう。
40度以上のお湯ですすぐと皮脂を落としすぎてしまうため、乾燥を引き起こしやすくなります。頭皮の状態を良好に保つためには、36℃~38℃程度のぬるま湯ですすぎを行うのがポイントです。
ドライヤーをあてすぎている
髪の毛や頭皮環境を良好に保つためには、シャンプーをした後にドライヤーで適度に乾かすのが重要なポイントです。
ドライヤーの温風を至近距離であてていると、頭皮から水分が蒸発して乾燥を招きやすくなるため、要注意。
また、ドライヤーをあてる時間が長い場合も乾燥を招くほか、風により髪の毛同士が擦れあい、切れ毛や抜け毛を引き起こすリスクが増加します。
頭皮が乾燥する原因②生活習慣
髪の毛や頭皮に負担がかかるヘアケアだけでなく、日頃から以下のような生活習慣がある方は注意が必要です。
・水分を摂ってない
・睡眠が足りない
・運動をしていない
ここでは、頭皮の乾燥を招くリスクが高くなる生活習慣について解説します。
水分を摂っていない
肌の内部には角層と呼ばれる水分を蓄えておくための組織があります。
角層内部の水分が保たれているとバリア機能が正常に働き、外部の刺激から肌が守られる仕組みです。
しかし、水分の摂取量が少ないと角質内部の水分が不足して頭皮が乾燥しやすくなるうえ、外部からの刺激により頭皮環境の悪化を招きます。
また、水分が不足するといわゆる「ドロドロ血液」となり、全身の血液循環が滞るため、頭皮環境が悪化しやすくなります。
水分はこまめに補給し、体の中から乾燥予防に努めましょう。
睡眠が足りない
睡眠不足が続くとホルモンバランスが乱れ、夜間に分泌されるべき成長ホルモンの量が減少します。
成長ホルモンの分泌量が減少すると細胞分裂が滞り、ターンオーバーの周期が乱れるなどして頭皮の乾燥を招きやすくなります。
また、睡眠不足が続くと自律神経のバランスも乱れやすくなるため気を付けなければなりません。
自律神経のバランスが乱れると血行が悪くなるため、頭皮に送られる血液量が減少して乾燥を引き起こしやすくなります。
厚生労働省の発表によると、成人の場合は毎日6時間以上の睡眠が推奨されています。頭皮の環境はもちろん健康を保つためにも、睡眠時間を確保するよう心がけましょう。
運動をしていない
頭皮が乾燥している方は、日頃から運動不足に陥っていないか確認してみましょう。
運動不足が続くと筋力が低下するなどして血行不良を生じ、頭皮が乾燥しやすくなります。
また、デスクワークなどで長時間同じ姿勢をしていると、首や肩の筋緊張により血管が圧迫され、血行不良を引き起こしやすくなります。
なかなかまとまった運動時間を確保するのは難しいかもしれません。
デスクワークの途中に軽いストレッチをしたり、外出のときにはできるだけ階段を使ったり、無理のないペースで運動を取り入れてみてください。
正しいヘアケアで頭皮の乾燥対策

頭皮の乾燥が気になる方は、日常的に以下のポイントを意識してヘアケアを行いましょう。
・アミノ酸系シャンプーを使う
・指の腹で優しく洗う
・タオルドライをする
・ドライヤーで乾かす
・保湿をする
ここでは、頭皮の乾燥を防ぐための正しいヘアケアについて解説します。
1.アミノ酸系シャンプーを使う
頭皮の乾燥が気になる方は、髪の毛を洗う際にアミノ酸系シャンプーを使うのがおすすめです。
アミノ酸系シャンプーは洗浄力がマイルドなため、頭皮を守るために必要な皮脂まで洗い流す心配がありません。
皮脂の量を適切に保てるため、頭皮の乾燥を防ぎやすくなるでしょう。
2.指の腹で優しく洗う
シャンプーをする際には指の腹で優しく丁寧に洗いましょう。
汚れを落とそうと爪を立てたり、強くゴシゴシ擦ったりするのはNGです。
爪や摩擦による刺激で頭皮が傷つくと、ターンオーバーに乱れを生じ、乾燥をはじめとする頭皮環境の悪化を引き起こしやすくなります。
指の腹で優しく洗うだけでも汚れは十分に落ちるうえ、マッサージ作用により血行を促進する効果も期待できます。
3.タオルドライをする
髪の毛を洗い終えたら、タオルドライで余分な水分をとりましょう。
タオルドライで髪の毛の余分な水分をふき取っておけば、ドライヤーの時間を短縮する結果につながります。
タオルドライを行う前に優しく髪の毛を絞って水を切り、その後にタオルに水分を吸着させるイメージで30秒以上髪の毛と頭皮を拭きましょう。
髪の毛の根元からタオルに水分を吸わせ、マッサージするようにタオルドライを行うのがポイントです。
4.ドライヤーで乾かす
タオルドライを終えたら、ドライヤーを用いて髪の毛や頭皮を適度に乾かしましょう。
髪の毛が濡れたまま放置すると、湿った環境を好む雑菌が繁殖し頭皮環境を悪化させるため、自然乾燥は避けてください。
ドライヤーは頭皮から15~20cm程度離し、こまめに動かしながらあてるのがポイントです。温風を当て過ぎると髪の毛が痛みやすいため、最後に冷風に切り替えて仕上げましょう。
5.保湿をする
髪の毛を洗った後は頭皮から水分が蒸発しやすいため、育毛剤や頭皮用のローションによる保湿が欠かせません。
ドライヤーを終えたら適量の育毛剤、および頭皮用のローションを頭皮に塗布し、乾燥を防ぎましょう。
育毛剤を使用すると頭皮の乾燥を予防できるうえ、頭皮環境を整える効果も期待できます。
乾燥を防ぎフケやかゆみのない頭皮へ
毎日シャンプーをしているのにかゆみが出る方や、フケの量が気になる方、無意識に頭を掻くクセがある方は、頭皮の乾燥を引き起こしている可能性があります。
特に洗浄力が強いシャンプーを使用している方や熱いお湯ですすぎを行っている方、頭皮をゴシゴシ擦っている方は要注意です。
また、水分の摂取量が少ない方や、運動不足や睡眠不足が続いている方も頭皮の乾燥を招きやすい傾向にあります。
頭皮の乾燥を防ぐには、毎日の洗髪でアミノ酸系の洗浄力がマイルドなシャンプーを使用し、ドライヤーで乾かしたうえで保湿を行うのがポイントです。
日常のヘアケアや生活習慣を見直して乾燥を防ぎ、フケやかゆみのない頭皮を手に入れましょう。


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