頭皮に冷水をかけると育毛に良い?

抜け毛や薄毛の改善方法はさまざまですが、頭皮に冷水をかけることは育毛に良いと考えられています。理由としては以下の2点が挙げられます。

  • 血行が促進する
  • 毛穴が引き締まる

ここでは、頭皮に冷水をかけることで育毛効果が高まる理由について解説します。

血行が促進する

頭皮に冷水をかけると血行が促進され、育毛につながります。
冷水で血行促進と聞くと違和感を覚える方もいるかもしれません。
確かに身体が温まっている状態で頭皮に冷水をかけると、血管が収縮するため血液の循環が妨げられます。
しかし、頭皮が冷えると今度は体温を上げるために、血液の循環を促すよう脳から指令が下され、血管が拡張されるのです。その結果、血液の循環が促進し、髪の毛を成長させるための栄養が頭皮へと十分に送られるようになります。

毛穴が引き締まる

毛穴が寒冷刺激によって引き締まることも、頭皮に冷水をかけると育毛効果が高まる理由の1つです。
冷水を頭皮にかけると血管だけでなく毛穴も収縮して引き締まります。その結果、抜け毛を予防する効果が期待できるのです。

頭皮に冷水をかける手順

頭皮に冷水をかけると育毛の期待できます。
しかし、単に冷水をかけるだけではかえって頭皮環境を悪化させる可能性があるため注意が必要です。

頭皮に冷水をかける際には以下の手順を覚えておきましょう。

1. 頭皮マッサージをする
2. シャンプーで汚れを落とす
3. 温水をかける
4. 冷水をかける
5. 3→4を繰り返す

ここでは、頭皮に冷水をかける手順について詳しく解説します。

1.頭皮マッサージをする

頭皮に冷水をかける際には、事前に頭皮マッサージをすることが欠かせません。
頭皮マッサージをすることで血液の循環が促進されます。

頭皮マッサージの手順は以下の通りです。

1.軽く全体をほぐす
2.後頭部から頭頂部を指圧する
3.側頭部から頭頂部を指圧する
4.前頭部から頭頂部を指圧する
5.全体をハンドプレスする

頭皮マッサージをおこなう際には指の腹を使うことが原則です。
爪や指の先で頭皮をつかうと、引っ掻くなどして頭皮環境を悪化させる恐れがあるため注意しましょう。

詳しいやり方はこちら

2.シャンプーで汚れを落とす

頭皮マッサージを終えたら、次にシャンプーで汚れを落とします
冷水だけでは皮脂や汚れを落としきれないため、事前にシャンプーを忘れないようにしてください。
シャンプーの手順は以下の通りです。

1.髪の毛のもつれをとる
2.頭皮をお湯で予洗いする
3.シャンプーを泡立て、髪の毛を洗う
4.毛の流れに逆らうようにすすぐ
5.もう一度シャンプーを泡立て、頭皮を洗う

シャンプーをする際にも指の腹で優しくマッサージするように洗い、爪や指の先で頭皮を引っ掻かないよう注意しましょう。

3.温水をかける

シャンプーで頭皮をしっかりと洗い終えたら、38℃~40℃の温水で洗い流しましょう
40℃を超える熱すぎるお湯だと皮脂を過剰に洗い流してしまい、頭皮の乾燥を招く恐れがあるため注意が必要です。

4.冷水をかける

シャンプーによる洗浄を終えたら、15℃~20℃の冷水を頭皮にかけて血管を収縮させます。
冷水はサッとかける程度で十分です。

5.3→4を繰り返す

頭皮に冷水をかけたら、今度は38℃~40℃程度のお湯をもう一度かけます。
頭皮が冷えた状態で温水をかけると、血管が拡張して血液の循環を促せます。
何度か温水と冷水を交互にかけることで、寒暖差による血行促進と毛穴の引き締め効果が期待できるでしょう。

頭皮に冷水をかけるときの注意点

頭皮に冷水をかけるときにはいくつかの注意点を覚えておく必要があります。
注意を忘れると危険を及ぼす可能性がありますので、必ず守ってください。

  • いきなり冷水をかけない
  • 冷たすぎる温度にしない
  • 長時間かけ続けない

ここでは、頭皮に冷水をかける際の注意点について詳しく解説します。

いきなり冷水をかけない

冷水はいきなりかけないよう気を付けましょう。
いきなり冷水をかけると皮脂や汚れ洗い流すことができないだけでなく、風邪を引いたり心臓に負担を掛けたりする恐れがあります。
特に高血圧など循環器系の病気を持っている方は注意が必要です。まずは温水をかけ、その後に冷水をかける順番を守りましょう。

冷たすぎる温度にしない

頭皮に冷水をかける際には、冷たすぎる温度にしないことも重要です。
0℃近い冷水だと身体に負担がかかりすぎるため良くありません。
15℃~20℃程度の冷水でも十分に血管を収縮させられますので、適温を守るよう心がけましょう。

長時間かけ続けない

冷水を長時間かけていると、頭皮だけでなく身体全体が冷えてしまうため、風邪を引いてしまう恐れがあります。
冷水をかける目的は頭皮や身体を冷やすのではなく、血管を収縮させることです。短時間でも十分に血管は収縮するため、サッとかける程度にすることがポイントです。

育毛で冷水以外に大切なこと

育毛したいのであれば、頭皮に冷水をかけるだけではなくて日々の生活習慣を見直すことも大切です。

  • 睡眠
  • 運動
  • 食事
  • 喫煙
  • ストレス

ここでは、育毛において欠かせない生活習慣の見直しについて解説します。

睡眠

私たちの体内では就寝中に成長ホルモンが分泌され、細胞分裂が活発化します。
髪の毛も毛母細胞の分裂により成長するため、育毛のためには適切な睡眠が必要なのです。適切な睡眠時間に関しては専門家の間でも意見が分かれますが、一般的には6時間~7時間の睡眠が推奨されています。

運動

育毛には適度な運動も必要です。
髪の毛は毛母細胞が分裂して成長しますが、そのためのエネルギーは血管から送られます。
適度な運動により血行が促進されれば、頭皮へと効率よくエネルギーを送り届けることが期待できます。

食事

髪の毛はタンパク質の一種であるケラチンから作られます。毎日の食事に良質のタンパク質を取り入れましょう。
また、頭皮環境を良好に保ち、血行を促進するためにはビタミン類やミネラルを積極的に摂取することも欠かせません。

喫煙

タバコには百害あって一利なしと言われますが、育毛の観点からも喫煙は避けた方がよいでしょう。
タバコに含まれるニコチンには、毛細血管を収縮させ、血液の循環を妨げる作用があります。頭皮には毛細血管が多く分布しているため、喫煙習慣があると育毛を妨げる結果となりかねません。

ストレス

育毛のためには、ストレスをコントロールすることも重要です。
ストレスの蓄積は自律神経やホルモンのバランスを乱し、抜け毛や薄毛のリスクを高めます。

ただ、ストレスを完全にシャットアウトすることは困難なため、自分なりのストレス発散法を適度に頭皮に冷水をかけると育毛効果が期待できるという噂を耳にしたことがある人もいるかもしれません。本当に効果が期待できるのでしょうか?この記事では、冷水を頭皮にかけて育毛効果を高める方法や、実践にあたっての注意点などについて解説します。践するとよいでしょう。
身体を動かすことが得意な方は、日頃からランニングや筋トレ、ストレッチなどに取り組むことがおすすめです。運動が苦手な方は趣味に没頭したり、お風呂でリラックスしたりする方法もあります。

冷水を上手に活用し、育毛の効果を高めましょう

頭皮に冷水をかけると、育毛の効果が見込めます
温水と冷水を交互に頭皮へかけるとり血液の循環が促進され、髪の毛が期待できます。

ただし、やみくもに頭皮に冷水をかけるだけで育毛が促されるわけではありません。今回ご紹介した手順を参考に冷水を上手に利用するのがおすすめです。
また、冷水を利用するのと並行して、生活習慣の見直しにも取り組みましょう。