前髪がぺったんこになる主な原因

前髪がぺったんこになる主な原因は、対策しやすいものから難しいものまでさまざまです。

・帽子やヘルメットの着用
・湿気
・皮脂の過剰分泌
・油分の多いスタイリング剤
・生活習慣の乱れ
・髪のダメージ
・加齢
・生まれつきの髪質

ご自身に当てはまる原因がないか、順番に見ていきましょう。

帽子やヘルメットの着用

帽子やヘルメットを被ると、髪に当たり圧力がかかるため、どうしても髪がぺたんこになってしまいます。特に毎日のように被る方は、帽子やヘルメットの癖が髪についてしまい、被っていない時でも髪がぺたんこに見えることもあるかもしれません。

帽子やヘルメットでのぺたんこ前髪を回避するには、被る前に、ワックスやスプレーで簡単に髪をセットするのがおすすめです。帽子やヘルメットを被る前にピンで固定し、内側で前髪がぺたんこになるのを防ぐことも有効です。

湿気

湿気や水分が多い環境では、髪が空気中の水分を吸収して水分量が増加します。すると、水分の重さで根元が立ち上がりにくくなり、髪がぺったんこになってしまいます。特に、夏場や梅雨などの湿気が多い時期は、髪が1日中ぺったんこになることもあるでしょう。

また、髪がダメージを受けている場合、髪の内部にできた空洞にたくさん水分が入り込み、さらなる水分の重みで髪がぺったんこになってしまうことがあります。湿気で髪が湿ると、ぺったんこになるだけでなくスタイリングも崩れやすくなるため、湿気には注意してください

皮脂の過剰分泌

皮脂が過剰に分泌されると、皮脂で髪の根元が重くなることで、前髪がぺたんこになります。また、皮脂は髪に移る性質を持ちます。そのため、頭皮から移った皮脂の多くついた髪が束のようになり、ふんわりとしたスタイルを作れなくなる場合もあるでしょう。

皮脂が多いと毛穴が詰まり、髪の成長に必要な栄養が行き渡りにくくなります。その結果、ハリやコシのある髪が成長できなくなり生えてくる髪が細くなることで、全体のボリュームもダウンしかねません。皮脂の過剰分泌を招く脂っこい食事のような習慣は、できるだけ改善するように心がけましょう。

油分の多いスタイリング剤

ワックスやヘアオイルなどの油分を多く含むスタイリング剤は、髪に重みを与えて根元を潰してしまうため、前髪がぺたんこになる場合があります。特に、もともとの髪質が細く柔らかい、いわゆる「猫っ毛」の方は、スタイリング剤の影響を受けやすい傾向があります。

髪質により、油分の多いスタイリング剤だと根元が崩れて髪がぺたんこになる場合は、スプレータイプがおすすめです。スプレータイプのスタイリング剤は重みが加わりにくいため、根元も潰れにくくなります。

生活習慣の乱れ

生活習慣が乱れると、髪全体にハリやコシがなくなってぺたんこになるため、前髪にボリュームをつけにくくなります。例えば、偏った食生活や睡眠不足は、髪の成長に悪影響を及ぼしかねません。特に脂っこい食事は、皮脂の過剰分泌につながる可能性があります。他にも、睡眠不足は以下の役割を果たす成長ホルモンの分泌を低下させ、健康的な髪が成長しづらくなります。

  • 3大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)の代謝を促す
  • 髪の主成分であるタンパク質の合成を促す

食事や睡眠などの生活習慣を改善し、髪がぺたんこになる要因を減らすことが大切です。

髪のダメージ

髪のダメージも、前髪がぺたんこになる要因とされています。髪はダメージを受けるとキューティクルが剥がれ、ハリやコシを保つ栄養分や水分が流出するため、ボリュームが出しにくくなることが原因です。主なダメージの原因と対策は、以下のとおりです。

ダメージの原因

効果的な対策

カラー剤やパーマ剤

頻度を見直す

紫外線

帽子を被るなどの紫外線対策を行う

ドライヤーやアイロンの熱

・髪から距離を離してドライヤーをかける
・ヘアアイロンの温度設定を低温にする

見直せる部分から、髪のダメージにつながる習慣を改善してください。

加齢

年齢を重ねると、髪のハリやコシが失われ、髪がぺたんこになりやすいとされます。加齢により頭皮が血行不良を引き起こして十分な栄養が行き届かなくなることから、髪が細くなりハリやコシも失われる仕組みです。

また、加齢の影響でヘアサイクルも衰えはじめると、髪の成長期が短くなったり、細い毛のうちに抜け落ちてしまったりする場合もあります。加齢による髪質の変化は、ある程度仕方がありませんが、育毛剤で頭皮環境を整えるなど、できることから対策していくと良いでしょう

生まれつきの髪質

生まれつき髪が細い方や髪にハリやコシがなくてボリュームがつきにくい方は、前髪がぺったんこになる傾向があります。

髪の太さは、生まれつきの体質である程度決まっているとされています。
そのため、生まれつき髪が細く、ハリやコシがない場合は、元の髪よりも太くするのは困難です。

しかし、栄養不足や睡眠不足といった理由で後天的に髪が細くなった場合は、太さを取り戻せる可能性があります。具体的には、有酸素運動で血行を改善し、髪に栄養を届けることで、髪を太くする効果が期待できます。さらに、育毛剤で頭皮の血行を促進するのも効果的です。

外出時の前髪ぺたんこ対処法

外出先で前髪がぺたんこになってしまった場合は、限られた時間や持ち物の中で、素早く応急処置をする必要があります。外出先では、鞄に入れてもかさばりにくく持ち歩きやすいアイテムで、余分な皮脂や水分を取り除く方法が効果的です。具体的な対策は、以下のとおりです。

対策

理由

皮脂や汗を拭き取る

ティッシュやあぶらとり紙で拭き取るだけでも、ベタつきを軽減できる

ドライシャンプーを活用する

皮脂を吸着しベタつきを抑え、髪をサラサラにする

ミニヘアアイロンで熱を加える

熱を加えて形を整えることで、素早くぺたんこを解消できる

パウダーワックスを使用する

油分がないためベタつかずボリュームを出せる

取り入れやすい対策から実践してみてください。

前髪のぺたんこを未然に防ぐ方法

ぺたんこな前髪は対処できるものの、未然に防ぐに越したことはありません。普段の生活に取り入れやすい予防法を中心に紹介するので、取り組みやすい方法から早速実践してみてください。

・刺激が強いシャンプーを使わない
・食生活を見直す
・生活習慣を改善する

刺激が強いシャンプーを使わない

洗浄力が強過ぎるシャンプーを使うと、頭皮に必要な皮脂まで取り除いてしまう可能性があります。すると、頭皮が皮脂不足を補うために、皮脂の分泌を促進する恐れがあります。その結果、頭皮や髪に増えた皮脂の重みで前髪がぺたんこになる可能性があるため、注意が必要です。

過剰な皮脂で髪がぺたんこになっている場合は、シャンプーの洗浄成分を見直し、頭皮や髪に合ったシャンプーを選んでください。特に、頭皮や髪に余分な負担を与え過ぎずに汚れを落とせる、マイルドな洗浄成分を持つアミノ酸系などのシャンプーがおすすめです。

食生活を見直す

ぺたんこ前髪を未然に防ぐには、栄養バランスの良い食事で健やかな髪を育てることも重要です。髪は、普段の食事で摂取した栄養分を使って成長します。特に、髪の主成分であるタンパク質や、亜鉛、ビタミンB群を意識して摂取すると良いでしょう。タンパク質は鶏のささみや鶏ムネ肉(皮なし)、亜鉛とビタミンは同時に摂取できる青魚がおすすめです。

ジャンクフードのような脂質の多い食事は、皮脂の過剰分泌や髪が痩せ細る原因となる可能性があるため控えてください

生活習慣を改善する

長期目線で髪を健康にしてぺたんこ前髪を防ぐためには、食事以外の生活習慣も改善が必要です。例えば、睡眠不足は成長ホルモンの分泌量を低下させる要因となります。従って、成長ホルモンが最も多く分泌される、入眠から3時間の間に熟睡できるようにしましょう。熟睡するには、寝る前のテレビやスマホの使用を控え、ブルーライトの刺激を避けるのが効果的です。

また、適度な運動は頭皮の血行を促進し、髪に必要な栄養を行き渡りやすくする効果が期待できます。1駅前で降りて、歩いたり階段を使ったりするなど、日常に取り入れやすい運動から試してみるのがおすすめです。

ぺったんこの前髪をふんわりさせる方法

前髪がぺったんこになる要因には、生まれつきの髪質など、変えることができないものもあります。しかし、対策が難しい場合でもぺったんこな印象を軽減する方法を、以下で紹介します。

・カーラーを使う
・前髪にパーマをあてる
・ヘアワックスを使う
・ハリコシが出るシャンプーを使う

カーラーを使う

前髪に膨らみがなくぺたんこになっている場合は、カーラーの使用がおすすめです。前髪やトップをカーラーで巻いてクセをつけることで、自然なボリュームをつけられます。

また、カーラーはピンやクリップを使わなくても髪を固定できるため、外出先での使用にも向いています。ヘアアイロンのように髪が熱でダメージを受けることもないため、安心して使用可能です。ただし、外巻きにすると前髪がはねてしまうので、巻く際は内巻きにしましょう。

前髪にパーマをあてる

美容室で前髪にパーマをかけるとより手軽にボリュームを出せるため、簡単にぺたんこ前髪を解消できます。セットでクセをつけるのと異なり効果が持続するため、手間を省けるだけでなく、夕方に髪がぺたんこになることも減るでしょう。毎日髪をセットするのが面倒な方やセットが苦手な方は、前髪に軽くパーマをかけるのがおすすめです

ただし、パーマは多少なりとも髪を傷めてしまいます。髪が傷んで細く弱くなり、ボリュームを出しづらくなっては本末転倒です。そのため、パーマ後のヘアケアで傷んだ髪と頭皮をいたわったり、パーマの頻度を適度に調整したりしてください。

ヘアワックスを使う

前髪も含めて、全体的にぺたんこを回避してボリュームを出したい場合は、ヘアワックスでボリュームを出しましょう。ヘアワックスはまず手になじませ、髪全体に手早くつけます。その後、サイドやバックから髪を揺さぶるようにして、髪型をセットしてください。揺さぶりながらセットすることで空気を含ませながらセットでき、髪全体に自然なボリュームを出せます。

ただし、ボリュームを出したいあまりに、必要以上にワックスをつけすぎないよう注意してください。少量ずつ髪になじませ、適量を見極めるようにセットしましょう

ハリコシが出るシャンプーを使う

髪にハリコシを与えるシャンプーを使い、髪のボリュームアップをサポートするのも効果的です。

とはいえ、シャンプーを変えてもすぐに髪質が変わることはなく、明らかな違いを体感できるのはしばらく先です。ぺったんこな前髪を根元から改善するためには、適したシャンプーを使いながら、カーラーやパーマといった他の方法も併用しましょう

なお、スカルプDブランドでは、髪を補強し立ち上がりをサポートする独自成分を配合したシャンプーを用意しています。ふんわりと立ち上がり柔軟性のある髪を実現するために、ご活用ください。

ぺたんこを防ぐドライヤー使用法

ドライヤーは、ただ髪を乾かすためのものではありません。セット時にも重要で、男性のヘアスタイルは髪の乾かし方で決まるとも言われます。ぺったんこな前髪にボリュームを出すための乾かし方は以下のとおりです。

1. 水気がある程度とれるまで、ざっと乾かす
2. 髪を乾きやすくするために、下から髪を持ち上げて根元に風を送るようにドライヤーをあてる
3. ある程度乾いた段階で、形を整えながら乾かす
4. 髪を押さえつけないよう、指を通しながら整える
5. 最後に冷風モードで仕上げ、理想の形になった段階で固める

ドライヤーは髪を温めて形状を変えたり、逆に冷やして形状を固めたりできるツールです。そのため、ドライヤーは髪の性質を活かしつつボリューム感を出すための重要なスタイリングツールといえます。

ぺたんこな前髪にボリュームをつけるには生活習慣やシャンプーを見直そう!

前髪がぺったんこになりやすい理由は、さまざまです。具体的には、湿度や加齢、生まれつきの体質といった対策が難しいものから、睡眠不足のような生活習慣の乱れや髪のダメージといった対策できるものまで、多くの原因が挙げられます。ぺたんこな前髪を直すためにも、脂っこい食事を控えたり、シャンプーを見直したりして、取り入れやすい対策から実践してみましょう。

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