フィナステリドとは
フィナステリドは、日本で最初に発売された「プロペシア」のジェネリック医薬品で、男性の脱毛治療に使われる内服薬です。ジェネリック医薬品で、安価で購入できるのが特徴で、有効成分「ミノキシジル」とは、以下のように異なります。
成分 | 効果 |
|---|---|
フィナステリド | 薄毛の要因「ジヒドロテストステロン」の生成を抑え、抜け毛をケアする |
ミノキシジル | 毛根にある細胞の働きを促進して、発毛につなげる |
フィナステリドは男性の脱毛治療のジェネリック医薬品です。
フィナステリドの効果とメカニズム
フィナステリドは、薄毛の要因となる成分の働きを抑える作用を持つ薬です。一般的に抜け毛は、男性ホルモン「テストステロン」が「5αリダクターゼ」と結合し「ジヒドロテストステロン」に変わって起こります。
「5αリダクターゼ」の働きを抑えて「テストステロン」との結合を防ぐのが、フィナステリドの作用です。

引用元:フィナステリドの副作用は?発現率0.53%の内訳と効果の仕組み | DMMオンラインクリニック
フィナステリドの効果が出るまでにかかる期間は?
フィナステリドの効果を実感するためには、6ヶ月程度のの継続が推奨されるケースが一般的です。個人差がありますが、以下のような傾向があります。
期間 | 開始〜3ヶ月 | 4ヶ月〜6ヶ月 | 7ヶ月〜12ヶ月 |
|---|---|---|---|
期待される作用 | ・抜け毛の減少を実感できる | ・薄毛が目立たなくなったと感じる | ・抜け毛の減少を実感する |
服用後6ヶ月ほどの継続が推奨されています。
フィナステリドにはやばい副作用がある?

フィナステリドには、やばい副作用があるといわれますが、20年以上使用されているため、副作用についても十分なデータが存在しています。副作用について事前に知っておくことが大切です。
・肝機能障害
・リビドー減退(性欲減退)・性機能障害
・抑うつ症状
・乳房の痛みや腫れ・乳房の肥大
・ポストフィナステリド症候群(PFS)
副作用の症状には個人差があるので、寄せられた口コミや体験談も参考にしてください。
肝機能障害
フィナステリドの副作用には、肝機能障害があります。成分は肝臓で代謝されるため、肝臓に負担がかかるためと考えられます。
しかし、発症する確率は約0.1〜0.2%と報告されています。不安な方は、病院で定期的に肝機能の数値を確認したり、体調に異変を感じたらすぐに医師に相談したりしましょう。
リビドー減退(性欲減退)・性機能障害
フィナステリドを服用すると、リビドー(性欲)減退や性機能障害などの副作用が起こる可能性があります。男性ホルモンの生成に影響を与える作用があるため、以下のような性機能障害の症状が出るケースがあります。
・勃起不全
・精液量減少
・射精障害
いずれも発症する確率は1〜2%ほどですが、使用中に違和感があったら早めに病院に行ってください。
抑うつ症状
抑うつ症状も、フィナステリドの副作用で現れる症状のひとつです。フィナステリドによって男性ホルモンの生成が影響を受けた結果、体内のホルモンバランスが乱れるために副作用が起きると考えられます。
また、薄毛で見た目が変わるため、ストレスもうつの要因になると考えられています。服用する前にうつ症状がある方は、使用する前に医師に相談すると安心です。
乳房の痛みや腫れ・乳房の肥大
フィナステリドを服用すると、以下の副作用が起こる方もいます。
・乳房の痛みや腫れ
・乳房の肥大
男性ホルモンの生成が抑えられ、ホルモンバランスが乱れることが要因のひとつです。また、乳房の腫れや張り、痛みなどの症状が出るケースもあります。服用してすぐ副作用が出るわけではなく、数年後に症状が現れる方が多い点も特徴です。
ポストフィナステリド症候群(PFS)
ポストフィナステリド症候群(PFS)とは、フィナステリドの服用をやめた後も副作用の症状が継続して現れる現象です。持続的なホルモンバランスの乱れや、遺伝的な要因などが発生の理由として考えられています。
例えば、性欲減退や抗うつといった症状が数ヶ月から数年続くケースもあります。服用をやめても副作用のような症状が続く場合は、病院に行きましょう。
フィナステリドの注意点と飲んではいけない方
フィナステリドを服用する際、以下の方は注意が必要です。
・過去にうつ病になったことがある
・肝臓の機能が低下している
・前立腺がんの検査を受けている
・妊活をしている
フィナステリドは、妊娠中の女性が服用すると胎児に影響を及ぼす可能性があります。しかし、閉経後や妊娠予定のない女性は使用できるケースがあります。また、肝臓に負担がかかるため、アルコールと同時に摂取するのは避けましょう。不安な方は服用する前に医師に相談すると安心です。
フィナステリドの服用方法
フィナステリドは、1日1回、1錠の服用が推奨されているものが一般的です。水かぬるま湯で、毎日1錠決まった時間に飲むのが大切です。例えば、起床後や就寝前など、時間を決めて服用するのがおすすめです。
ただし、飲み忘れたからといって1度に2錠飲むと、副作用が起こるリスクが高くなります。飲み忘れたら、気が付いたときに1錠服用し、翌日から同じ時間に戻しましょう。安全に使用するためにも、用量用法を守ってください。
フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルの違いは?
フィナステリドとデュタステリド、ミノキシジルは、以下のように期待できる働きや副作用が異なります。
成分 | フィナステリド | デュタステリド | ミノキシジル |
|---|---|---|---|
期待できる働き | 抜け毛ケア | 発毛促進 | |
副作用 | ・肝機能障害 | ・勃起不全 | ・初期脱毛 |
効果を実感する期間 | 約2~3ヶ月 | 約3~4ヶ月 | |
フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルは、それぞれ異なる特徴を持つ成分です。使用を検討する際は医師に相談しましょう。
フィナステリド購入時の注意点
フィナステリドを個人輸入で購入する場合は、注意が必要です。安価で手に入れられるメリットがありますが、偽物や国内未承認の薬が届くリスクがあります。
また、個人輸入の薬に関する情報を把握していない医師もいるため、副作用が出ても適切な処置が受けられないケースがあります。上記のようなリスクがあるため、個人輸入は利用せず、医師に相談したうえで処方してもらいましょう。
フィナステリドに関するよくある質問

Q
フィナステリドと一緒に飲んではいけない薬はありますか?
A
フィナステリドと一緒に飲んではいけない薬は、特にありません。しかし、デュタステリドと似た作用がある薬は、併用すると成分の分解が遅れるケースがあります。その結果、副作用のリスクが高くなる恐れがあります。
風邪薬や痛み止めとの併用もできますが、不安な場合は、服用前に医師や薬剤師に相談すると安心です。
Q
フィナステリドを服用するとM字ハゲは改善しますか?
A
フィナステリドを服用すると、M字ハゲが目立たなくなる可能性があります。フィナステリドは、抜け毛の要因「ジヒドロテストステロン」の作用を抑える働きがあり、脱毛をケアする作用があります。
フィナステリドは6か月程度の継続が推奨されています。
Q
フィナステリドは保険適用ですか?
A
フィナステリドは保険適用外のため、購入する場合は自費負担です。また、医師の診察を受けて処方箋を出してもらう必要があるため、薬局や通販サイトでは購入できません。受診が難しい場合は、オンライン診療が認められているので、利用するのがおすすめです。個人輸入は偽物が届く可能性があり、リスクが高いため推奨できません。必ず医療機関で処方してもらってください。
Q
フィナステリドの半減期とは?
A
半減期とは、薬の血中濃度が半分になるまでに必要な時間です。フィナステリドの半減期は約6時間であるため、24時間でほとんどの成分が体内から排出されるといわれます。
毎日決まった時間に1錠服用することが推奨されています。
Q
フィナステリドを服用するおすすめのタイミングは?
A
フィナステリドは、いつ飲んでも問題ない薬です。朝でも夜でも、服用する時間によって作用が変わるわけではありません。ただし、24時間おきに1錠飲むことが大切です。
例えば、朝食後や就寝前など、忘れずに服用できる時間を決めておくと良いでしょう。毎日1錠を継続して飲むようにしてください。
フィナステリドの副作用を理解して、納得感のある薄毛ケアを始めよう
フィナステリドは、日本で初めて販売された「プロペシア」のジェネリック医薬品で、脱毛治療の内服薬です。抜け毛の要因成分である「ジヒドロテストステロン」の生成を抑える作用を持つ成分です。毎日1錠継続して飲むことが推奨されています。
場合によって、性欲減退や乳房の肥大などの症状が現れる可能性があります。肝機能障害や抑うつ症状が出るケースもあるため、肝機能が低下している方やうつ症状がある方は使用前に医師に相談しましょう。







